いじめと戦う・耐える・逃げる

割といじめ経験あり。
運動音痴で、オタクで、コミュ力なかったからかも。
んで、そのいじめのうちいくつかは戦って跳ね除けて、いくつかからは逃げ出して、ひとつは耐えて現在も継続中。

これで精神保っているのは、いい加減自分がいじめられ慣れて、戦う所、耐える所、逃げる所が自分の中で明確になったからだと思う。


友人が、職場の先輩にいじめられて、精神を病んで入院した挙句退職した。
仕事ができないと散々罵られ、嫌がらせを受けて、悔しくて土曜も日曜も出勤して必死に勉強して最後は倒れた。医者の診断は鬱。
医者が管理職の話聞いて「あそこまで労災回避がミエミエな言葉を聞いたのは初めてだ」と語ったそうな。

彼は、耐えた。決して戦った訳じゃない。仕事ができないなんていじめの口実でしかないのを真に受けて努力しても、それはいじめに耐えただけ。
嫌がらせが存在したんだから、それを告発するのが戦う道。
倒れたなら休職して、意地でも辞職しないで休職し続けるのもひとつの戦う道だろう。
倒れる前に休職する、とっとと転職するのが逃げる道。

彼は、普通に生きていたらいじめのターゲットになんてならなさそうな奴。今回は職場でも札付き相手だったのが不幸だった。

彼は、いじめられ慣れていないから、戦う所、耐える所、逃げる所の線引きがまだ不安定だったんだろうと思う。あまりにも耐える所が大きすぎて、逃げる所が小さすぎた。戦うべき時には戦える人間だったけど、生来の体育会系気質で、先輩が相手だと戦う所も小さくなった。