アイゼンフリューゲル2/虚淵玄

ラノベ
展開が急だったなぁ〜。打ち切られた感じ。ってか、淵はFate/Zeroとジャンゴでもうバッドエンドしか書けない症候群は治ったとか言っていたのに、結局ある種のバッドエンドだ。
空と速さってのは無数の人間の技術と血の結晶で、そんなものを自分一人のの自由にしたいと思ってしまったときああいう結末になるのは仕方がなかったのかもしれない。
技術ってものに誠実であればある程、技術は個人の夢からは遠いところへ行くんだよね。現代技術はあまりに多くの人と関わり過ぎてしまっているから。
メカ好きの虚淵のメカに対する誠実さがドラマを後ろに追いやった形なんだと思う。