人類は衰退しました5/田中ロミオ

ライトノベル
前半でロミオの本性が来た。
3巻前半以来の0Fの(妖精さんによるご都合主義のない)世界はその種の経験がある人にとっては胃がキリキリと締め付けられること請け合い。
そっからの救済と開放感はガチ。名作。
後半は、前半で力を使い果たしたのかドラマとか殆どなし。1巻あとがきで小学校の本棚に並べられるような作品にしたいって言っていたのに、30代後半向けのレトロゲームネタだらけ。
ギリギリファミコンの初期に足がかかる程度の、殆どがファミコン前のゲームのネタばかり。俺の知識じゃ人聞きにそういう時代もあったと聞いたことがある程度。マニアック。