ヒストリエ vol.7 限定版 (アフタヌーンKC) 付属のマケドニア将棋で遊んでみた。






将棋に準じて打ち駒はアリ、但し敵陣奥から3列目までには打てない。「二歩が認められる」+歩の2マス進めるバージョン「重装歩兵」の存在で物量に物を言わせたジェットストリームアタックが可。
かなり運用に癖がある使い捨て型クイーンの弓矢兵。
王と王子が1回ずつ役割(取られたら負け)を交代できる王位継承システム。ある意味HUNTER×HUNTERゴレイヌの白い念猿みたいなもん?将棋じゃ中々できない王将の直接攻撃参加もアリかも。案外八方向に動けるのは強い。


将棋をかじった人間と素人でもそれなりに勝負になりそうないいデザインだと思ったんだけど、実際にプレイしてみたら騎兵(チェスのナイト)無双だった。


ナイトって動きの癖が強いから、人生でチェスを10戦くらいプレイしてるだけでチェス未経験者に相当なアドバンテージを得られる。


友人と1回初見プレイしてみたけど、序盤、弓矢兵の上手い運用に成功した友人が優勢だったのが、俺の騎兵の利きに気づかなかったり予想外の動きに翻弄されて逆転された流れ。


二歩・打ち歩詰めがない、敵陣に打ち駒ができないというルールから、早め早めに中盤に持ち駒を打って物量で攻めよう的なことがガイドブックにはあったけど、打ち駒するより騎兵に跳ね回らせた方が効率がいい感じ。
テストプレイのときにチェスを知らない人少なかったんだろうなぁって感じ。せめてガイドブックに騎兵は中々強いと一言あれば。いや、俺が一言アドバイスすればよかったんだろうけど。