Googleとの和解 (内田樹の研究室)

http://blog.tatsuru.com/2009/03/23_1053.php

私たちは「無料で本を読む」というところから読書人生をスタートさせる。
これに例外はない。

「こういう本を読んでいる人間」であると他人によって思われたいという欲望が私たちの選書を駆動している。

自著は「無償で読む機会が提供されたら、もう有償で購入する人はいなくなるであろう」と思っている人たちは、どこかで「栄光」をめざすことを断念した人たちである。
そういう「プロの物書き」が多数存在することは事実であるけれど、私は彼らを「物書きのデフォルト」とみなすことには同意しない。

(情報元 Hatena::Bookmark::24H)